サイコパスから学ぶメンタルマネジメント(その3)

幼少の頃に母親から愛情を得られなかったり、
いじめなどで疎外感を感じた経験があると、
自己肯定感が低くなり、自己承認が欠如してしまう
ケースがあります。

これを「心に穴が空いた状態」と呼びます。

 

穴が空いている人の多くは、自分のことを好きにもなれず、
また、自信も持てないため、他者に依存しがちになり、
人の意見に左右されたり、周囲の目が必要以上に気になります。

この状態を「他人軸に生きている」と言います。

 

他人軸に生きている状態とは、
自身の「価値基準」が確立していないので、
他者の評価や賞賛が、自己重要感を満たす唯一となります。

存在価値を測る絶対値を自身で持ち合わせていないため、
他者の評価でしか自分の価値を見出せない状態です。

 

いわゆるダメンズにハマってしまう女性の典型が
このメカニズムです。

ダメンズは必ず誰かに依存します。
依存されることで、重要感・肯定感が満たされ、
それが愛であると誤解していくのが、
他人軸に生きている女性の特性です。

いわゆる共依存関係となるのです。

 

そのように、「心に穴が空いた状態」の人は、
他者を使って穴を埋めようとしますが、
それでは根本の解決とはならないのです。

解決策の唯一の方法は、自身で穴を埋めること。
要するに、自身で自己肯定感を作ることです。

 

ちなみに、「心に穴が空いた状態」の人が望む
職業のベスト3が、看護士・介護士・保育士だそうです。

彼らの仕事が、依存せざるを得ない
状況下の相手に奉仕をする仕事と定義するなら、
そのメカニズムはご理解いただけると思います。

 

勿論、心に穴が空いていなくとも
他人軸に生きている人は沢山いますし、
すべての看護師が、他人軸と言っている訳でも
愛情を感じなかったすべての人がこのパターンになると
言っている訳でもありません。

あくまでも一つのパターンをお伝えしています。

ただ、結果、他人軸に生きていては、
一生を通じて幸福感に満たされることはないのです。
(詳しくはアドラー著【嫌われる勇気】を参照ください)

 

そのスパイラルから抜けるため、
いわゆる自己肯定感を作る第一歩が、
「自分軸に生きること」です。

自分軸とは、価値基準のこと。
他人からの賞賛を得なくとも自身を肯定する
評価基準のことを指します。

自分軸を持つと、絶対的な評価基準があるため、
モチベーションの自家発電が可能となり、
誰の評価を得なくても、純粋な自己承認が可能となります。

 

さて、ここで、前述したサイコパス度の
高い職業を思い出してください。

経営者、セールスマン、ジャーナリスト、聖職者、弁護士、
外科医、メディア関係者、警察官、シェフ…

その多くが自分軸を必要とし、
たとえ周囲に評価されずとも、
信念を貫く精神を持ち合わせる必要ある仕事
であることに着目していただきたい。

 

その反対に、ケビン・ダットン博士による
サイコパス度が低い職業ランキングの
トップ1・2に、介護士・看護師が並んでいます。

 

果たしてこれは何を意味しているのでしょうか?

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