友達を5000人も作ってはいけない(その1)

起業して、事業を広げようと集客を期待して、
facebookを戦略的に利用しようとする方々がいます。

商材やサービス内容にもよるのですが、
基本的には、facebookで5000人も友達を作っても、
結果的に売上向上に結びつけることは期待出来ません。

なぜなら、時代の変化と共にマーケティング手法が変わったからです。

 

高度成長を経て、日本は一億総中流意識と言われたほど、
すべての国民の価値観は単一で、皆同じものを求め、
同じものを追いかけていた時代がありました。

たとえばファッションひとつ取っても、私がまだ少年だった頃、
クラスの女子のほとんどが「聖子ちゃんカット」だった時代があったなんて、
今の子達は信じられないかもしれません。

 

そういった単一価値観の時代には、
集客法や宣伝方法は数の原理が成り立ちました。

言わば、より多くの人の目に触れる機会が増すこと、
イコール受注量の増加であると、その数値は正比例の関係であったはずです。

より多くの人に訴求さえすれば、一定の確率で受注が取れた時代、
いわゆるマス・マーケティングの時代です。

 

テレマーケティングと呼ばれた電話営業や
ローラー作戦と称された片っ端からアプローチをしていく営業手法も
この考え方がベースになっています。

この考え方は、特定の商材などであれば、
今でも通用する考え方ではありますが、
価値観が多様化している現代においては効果的な手法とは言えません。

 

それは、マス・マーケティングの代表的な媒体である
テレビ業界の衰退を見ても明らかです。

テレビ広告は、不特定多数の人々への訴求力には非常に優れた媒体であったため、
企業がこぞって広告費を投入したがりました。

そのため、当時、テレビ業界は花形産業でしたが、
ご存知のように、その頃のような栄華はもうありません。

90年代テレビ業界を牽引していたフジテレビは
その業績を一時期の1/10まで縮小しています。

 

その後、テレビ広告に変わって台頭してきたのがインターネット広告です。

インターネット広告はニーズのある対象者に告知をするため、
セグメントされたターゲットだけに告知をするという手法を取っています。

正に、国民の価値観が単一から多様化したために行われるようになった
新たな施策と言えます。

 

国民の価値観が多様化したため、
ターゲットの嗜好に合わせてセグメントした告知をしていく手法を、
マス・マーケティングに対してパーソナル・マーケティングと言います。

 

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