「エスキモーに氷を売る」③

今から20年近く前のこと。
当時、あるセカンドスクールの営業をしていました。

 

セカンドスクールとは、普段の学校生活では
学べないカリキュラムを行う学校のこと。

当時、そのスクールでは英会話とPCの使い方を
大学生に限定して教えていました。

 

私が新人だった頃、どう考えても
ニーズのない学生が見学に来ていました。

彼女は、帰国子女で英語はペラペラ、かつ、
大学では情報系の学部であるためPCもお手の物
という状態です。

 

一応、スクールの活用法などを彼女にプレゼンした私でしたが、
全くニーズのない彼女を置いて、
早々とプレゼンルームから退出し、上司に報告しました。

「帰国子女で英語はペラペラ、PCもお手の物。
全くニーズがない為、見込みにならない。」
多分、そういったことを報告したんだと思います。

ディレクターと呼ばれていた私の上司は、
私の報告を聞くと、私の代わりに先輩社員を
プレゼンルームに向かわせました。

 

私は心の中で、「全く必要性がないのに、
誰が行っても契約するわけないじゃん」と思いつつも、
プレゼンルームに向かうその先輩に…

「お願いします!」と声を掛けました。

 

ところが、です。

 

その先輩がプレゼンルームに行ってから30分後くらいに、
「契約取りました!」と報告が来たのです。

私は、まるで魔法でも見るような気持ちでした。

 

その後、その先輩と一緒に、
契約書を作成するに至ったのですが、
彼女を脅して契約した訳でも、
偽りのプレゼンをした訳でもないのに…

彼女は嬉々として、契約書にサインをして行ったのです。。。

 

これをお読みのあなたは、
営業のお仕事をしている方でしょうか?

もしくは、経営者の方ですか?

 

私の先輩は、どんなマジックを使ったか、
想像がつきますか?

 

彼は全くニーズがない相手に商品を売ったことになります。
正に、「エスキモーに氷を売った」のです。

コレは単に営業センスだけではなく、
このシリーズの最初からお伝えしている
マーケティングのセンスを必要とする考え方です。

 

6/11の「エスキモーに氷を売る営業セミナー」では、
この辺りのメカニズムを解明いたします。

19:00〜スタートしますので、こぞってお越しください。

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