フレーム思考とリソース思考について

日本人の約8割の人は
企業等にお勤めしてお金を稼いでいます。

いわゆるサラリーマンと呼ばれるお仕事です。

 

それに対して、企業等に属さないで
お金を稼いでいる方々もいます。

たとえば自営業者や経営者と呼ばれるような方々です。
このような方々をここではアントレプレナーと呼ぶことにします。

 

ちなみに、私の仕事は主にスモールビジネスに従事する方々の
マーケティングのコンサルティングをしている関係上、
どうしてもこのアントレプレナー方々のお付き合いが
多くなってきますが…

この方々の中にも様々なタイプがいるので、
今日はそのことについてお話ししたいと思います。

 

先ず前者、いわゆるサラリーマンと呼ばれる層の
方々の発想は大抵、次のようなものが多いように見受けられます。

「お金を稼ぐためには、どこかに帰属する必要がある」

まぁ、これ以外の生き方をしたことがなかったとしたら、
概念として他の稼ぎ方があることを知っていたとしても
なかなか実感が湧くものではないのかもしれません。

 

ただ後者、つまりアントレプレナーの方々の中にも
前者と同様の思考をする方が意外にも少なくありません。

その思考とは…

「稼ぐためには、資格や経験・実績、
もしくは良い商材との出会いなどが必要である」

前者と後者の思考は、
稼ぐためにはなんらかのフレームに収まる必要がある
という点において、実は同様の発想をしています。

私はこうした思考を「フレーム思考」と呼んでいます。

私の実感では、アントレプレナーやそれを目指す人でも、
大抵がこうした「フレーム思考」をしていることに驚かされます。

 

 

私の知人に20代でホームレスをしていた方がいます。

ただ、彼が他のホームレスと違っていたのは、
どうしたらこの生き方から抜けられるかということを
常に、必死に考え続けていました。

彼は、日雇いの労働で日銭を稼いでいましたが、
そのうち毎日顔を合わせる労働者を集ってチームを作り始めます。

そして、そのチームで纏まって仕事を受けるようになります。

発注する側も個別でいろいろ指示するよりも、
彼がリーダーシップをとって末端まで管理してもらえると
仕事の運びもスムーズだと、
チームは優先的に仕事がもらえるようになってきます。

そうするとチームにもっと人が集まるようになり、
彼の影響力が大きくなります。

それを見ていた発注元の社長が彼に特別待遇をするようになり、
いい条件の仕事が舞い込むようになっていきます。

それから10年以上の時間が経過して、
現在、彼はある会社を経営するまでになっています。

彼の発想法が、前述した「フレーム思考」から
逸脱しているのがお分かりになるかと思います。

 

 

彼のように、自身が持つあらゆるリソース(素材・材料)を
駆使してマネタイズしていく発想法を、私は、
前述の「フレーム思考」に対して「リソース思考」と呼んでいます。

仕事柄私は、アントレプレナーの方々と会う機会が多いですが、
こうした「リソース思考」ができる人が非常に少ないです。

「フレーム思考」が決していけないわけではありませんが、
そこに「リソース思考」が加味されると、
もっと大きな価値を提供できるようになるのではないでしょうか。

 

 

最後に、20年以上前に私が師匠からいただいた言葉を書き添えておきます。

「金山さんが、もしその気になって銀座のど真ん中に一日中立っていたら、
億万長者になるヒントはいくらでも見つけることができる。」

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