入江氏について

お笑い芸人、カラテカの入江慎也氏が
所属していた吉本興業から解雇されたらしいです。

彼は、その社交性から5000人の人脈を持つと言われ、
その人脈を生かし、イリエコネクションという
イベント及びコンサルティング会社を経営していました。

その売上は、年商1億円とも言われています。

才能と人脈を活かして金にするという商魂は逞しいのですが、
「闇営業」「反社会的組織との交際」はいただけませんでした。

 

私は自身の著書にも、
「Facebookなどで友達を5000人も作ってはいけません」と
言及しているせいか、この出来事は
ちょっと見過ごせない事件でした。

私からすると、入江氏は「運の先払い」を
してしまったように感じてしまいます。

 

そもそも、私が友達を5000人も作ってはいけない理由は、
他に譲るとして、今回は入江氏の
「運の先払い」について焦点を絞ります。

 

イリエコネクションの事業内容は、以下の通りです。
* 広告宣伝の代理業務
* SNSを中心としたプロモーション
* コンサルティング業
* 映像全般における企画制作・演出・プロデュース
* 商品開発企画立案
* イベント/講演会などの企画立案・制作・運営

ただ実際は、彼の人脈術を「入江流人脈術」と称して、
講演会やコンサルティングが主だったようです。

 

前述したように、彼の商魂は逞しくて、
そのテーマの書籍もそれなりの売り上げだったようですが…

依頼する側が、まるで本質的な視点を持っていない
ということに驚かされます。

 

そもそも彼の人脈術とは、「質ではなく数」の優位性です。
実際に彼のブランドは、「友達5000人」という
量をブランディングするものでした。

彼は、ナンパでもするように、
積極的に連絡先の交換をしていたようですが…

その社交性こそ見習う点はありそうですが、
受け手が警戒心を持たなかったのは、
彼のネームバリューがあればこそであり、
その手法に再現性はなく、誰もができるものではありません。

 

勿論、それなりに質の高い人脈もあったのでしょうが、
それも芸能人という一般的には優位に働く
職業があればこその結果に他なりません。

そんな彼だけの手法を有難がってコンサルティングを受けたり、
話を聞く人間が年間一億円分もいるとは…

再現性がないので、講演を聞いても
大して役立たないと気づかないのでしょうか?

 

また、不節操に交際をしていれば、
当然、彼のネームバリューを利用しようとする
輩が現れるということは、
少し考えれば分かりそうなものだと思います。

彼は自身の「芸能人という看板」を利用して人脈を広げ、
その看板を利用されて信用をなくしたと言えます。

 

意図を持たない数や量だけの人脈が、
全く意味をなさないばかりか、場合によっては、
実害を被る典型的な例のように思われます。

 

もしかしたら、彼は単に人好きで
積極的なだけだったのかもしれません。

ただ、それを利用しようとした周囲に
踊らされているうちに自身を過大評価してしまい、
行き過ぎた行動をしてしまったようにも感じます。

 

人脈とは数や量のことではありません。

「意図を持った人脈開拓」の重要性を
改めて考えさせられる出来事でした。

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